3月22日(土)に、若年性認知症の人と家族の会「ほや座くらぶ」を開催しました。ご本人8名、ご家族10名、スタッフ8名が参加しました。当日は天候に恵まれ、ようやく冬の終わりを感じる一日となりました。
ご本人達は幾久公園まで出かけました。自らグラウンドを走って運動不足を解消される方や、ベンチに座って談笑される方など、みなさん思い思いに暖かい春の空気を感じてきました。
会場に戻った後は桜餅を美味しくいただき、みなさんで懐メロを歌って盛り上がりました。
ご家族は前半、介護支援専門員(ケアマネジャー)によるミニ講座を行いました。介護保険制度の対象や保険料、申請の手順についてもお話いただきました。また、具体的な支援計画や入所施設についても紹介していただき、まだサービスを利用していないご家族にも少しイメージできたのではないかと思います。
ケアマネジャーは要介護・要支援認定を受けた方のケアマネジメントを行う介護支援の専門家です。それぞれの状況に応じて、ケアマネジャーと相談しながら適切なサービスを利用していただけたらと思います。
後半の交流会では4~5名のグループに分かれていただき、困っていることや心配なことをお話いただきました。サービスを使おうと思ったきっかけや本人へどのように説明したかなどの経験談を聞くことができ、他の方も参考になったのではないでしょうか。
初めて参加するときは不安もあると思いますが、事前に相談いただいたり、スタッフと顔合わせをすることもできますので、ぜひご本人も参加いただきたいと思います。
まだコメントはありません。