ほや座くらぶ通信~第60回ほや座くらぶを開催しました~

  

 5月24日(土)に、若年性認知症の人と家族の会「ほや座くらぶ」を開催しました。当日は小雨が降る肌寒い一日となりましたが、ご本人4名、ご家族7名、スタッフ6名が参加しました。

  ご本人達は県立歴史博物館まで出かけました。昭和30年代から40年代、高度経済成長を経て、日本の暮らしが大きく変化した時代が再現されていました。駄菓子屋の展示では、みなさんで当時を懐かしむ様子が見られました。

 博物館を観覧した後は、併設されたカフェでお茶をしながら、おしゃべりを楽しみました。

  

 ご家族は前半、薬剤師によるミニ講座を行いました。加齢に伴い複数の病気を持つ人が増え、服用する薬も増えることが多くなります。薬の種類が増えれば、副作用のリスクが増えます。肝臓や腎臓の働きは若いころとは違うため、正しい服用が必要です。また、お薬手帳の活用法や電子お薬手帳についても教えていただき、今後効果的に利用できるのではないかと思います。

 

 後半の交流会では4~5名のグループに分かれていただき、困っていることや心配なことをお話いただきました。ご家族同士だからわかりあえる「あるある話」や、介護歴の長い人から聞いてよかったアドバイスを、別のご家族に伝える場面もみられました。

 

 初めて参加するときは不安もあると思いますが、事前に相談いただいたり、スタッフと顔合わせをすることもできますので、ぜひご本人も参加いただきたいと思います。

 

 

 


コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。